第75章 ※じょし松さんに溺れたい! 500拍手御礼
「ちょっと!あいつ諭吉置いて逃げたんだけど!ってか置いてくならフツー人数分じゃない!?」
じょし松達は互いに罪をなすりつけ合う。
「そんなこと言ったって、おそ子が暴れるからだよ」
「1番マトモだったのはあたしよ!人のせいにしてるけど、トド子のゆるふわ愛されメッキが剥がれ落ちて、どす黒い腹ん中がバレたからでしょ!ツメが甘いのよ」
「ちがっ!?カラ子がオール不潔だから!」
「あたしじゃないって!一子が拗れスピリチュアルだからよ!」
「いいえ、十四子がケバい淫乱だから」
「十四子じゃないもん。チョロ子が3次元からいなくなったからー」
「え?あたし?もともと2次元にしか興味ないから彼氏いらないけど」
チョロ子の一言にハッとし、涙を流し始めるじょし松達。
6人で立ち上がり、ひしと抱きしめ合う。
「みんな、騒いでゴメンね。やっぱり男って、すぐ裏切るしロクな生き物じゃなかった」
「たまにFAX出来ればそれでよし!」
「帰りにアナメイト寄ろうね」
「ツインソウルならぬセクスタプルソウルね」
「セックス?みんなでー?」
「十四子、きっとこの6人が、いっちばん好きってことだよ」
残念ながら、恋は芽生えなかったが、6人の友情が更に深まる飲み会となったのだった。
そして、この日以降マトモに女子と話せなくなった主は、橋本にゃーの追っかけとなり、チョロ松青年と友人になったという。
——おしまい——