第73章 ※カラ松のお年玉
「行くぜっ!カモンッビッグラーーーック!!!!」
運命の右手が引いたのは…
「よしっ!ミドルラック!!グッバイおそ松っ!!」
中吉だった。
「フッ、やはり主の相手が務まるのはこのオレ…」
「あっ、ぼ、僕大吉だぁーっ!!」
「え…?」
「……おれも」
「あっははー!ぼくもー!!」
「わーいっ!大吉フゥーーーッ!!」
「うそだろ…ブラザー……?」
なんと、チョロ松くんと一松くん、十四松くん、トッティの四人が大吉だった。
・・・
そのままジャンケン勝負にもつれ込み、勝者は一松くん。
泣き喚くカラ松くんの前でキスをすることになったけれど、一松くんは目が合った瞬間泡を吹いて気絶をしてしまい、女神のなんちゃら争奪戦はそのまま幕を下ろした。
余談だけど、わたしもカラ松くんと同じ中吉で、恋愛運は「理解し受け入れるのが鍵」だった…。
・・・