第7章 ヒロさんの秘密
「あ、で、でもヒロさんとは親子みたいな関係むていうかーもう唯一無二みたいな~...」
唯一無二はさすがに言い過ぎたな。
あとから後悔していると、ヒロさんの顔は赤くなっていった。
やばい!
怒ったのか!?
「あー、なんかすいませんヒロさん...」
「ヒロさん好きなんですか?」
「え、ああ....んん??」
好きなんですかってなんですか?
当たり前じゃないか。
好きじゃないなら家から追い出してるわ。
「家族みたいな存在だもん!好きだよ?」
「「へえ」」
なにその興味無いみたいな反応は。