第7章 ヒロさんの秘密
「お嬢様、」
庭に出ると物凄い煌めいた笑みを浮かべたヒロさんが立っていた。
庭の手入れと言っても恐らく草むしり。
「さあ、始めましょう!」
「なーんでそんなに張り切ってんの~....」
ブチブチ
雑に草をむしるとスパーンと頭を叩かれた。
「....ったぁ~!!」
「根っこから抜かないとまたはえるんです!!」
この人本当に執事なのかな。
いくらなんでも叩くなんて!!
信じらんないよ、、、
「なんですか?」
「い、いえお顔立ちがお綺麗だなぁっと....」
バシッ
これは照れ隠しか??
にしてはやっぱり痛い...