第7章 ヒロさんの秘密
「あとで少々庭の手入れにお付き合い願えますか」
「....仕方ないね」
バタン
光琉様とでも呼べば言うことをすんなり聞き入れると思いやがって!!
いやはや、実はその通りなんだけども。
ヒロさんは代表執事として、特別に私を名前呼びしていいことになってる。
「庭の手入れか...」
きっと雑草むしったり雑草むしったり雑草むしったり....etc
お嬢様をこき使うなんて、きっとこの世にヒロさんしか居ないに決まってる!!
香織の執事は優しいもん!
「人選ミスだね」
ちくしょう。
私だけハズレを寄越したな。(←最低)