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お嬢様のお悩み
第6章 光琉×月季
「...あの....」
「良いじゃん、ね?ね?」
(しつこいな!!!)
ただいま私はチャラい先輩に捕まっている。
名乗らないくせに、可愛いね、付き合おうよと軽いノリで馬鹿なことをほざいてきた。
「他をあたってください」
「俺の好みは君なんだよね」
嘘を付くな。
「あっそうですか...、で、通してください」
香織が居なくなったことをいいことに....
一体君は誰なんだい!!?
左を通ろうとすれば目の前に、右を通ろうとすれば目の前に。
いい加減ウザイ...
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