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お嬢様のお悩み
第6章 光琉×月季
「僕の好きな子は光琉だから!」
『うっそ!』
『それなら仕方ないねぇ。光琉カワイイもん』
「ちょっと待ちなさいよ、月季!」
「え、なになに!?」
月季をキャッキャと騒ぐ女子から引きずり出して教室の隅に連れて行く。
「なんで呼び捨てなのよ」
「学校ではあくまで他人ですよ。でしたら呼び捨ては当たり前です!主従関係は校門を出てからです」
屁理屈野郎めが。
月季はニコッと微笑みながらキャッキャと騒ぐ女子の元へ戻って行った。
他人にしたがったのは月季だろうに...
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