第6章 光琉×月季
『ねーね、月季くんって彼女いるのー?』
『えー、居るでしょー!カッコイイもん!』
「彼女はいないけどぉ、好きな子ならいる~」
『えー!うそお!』
『狙ってたのにぃ』
昼休み。
なぜ月季が居るのかというと。
それはお父さんお母さんの気紛れな考えによる物であった。
執事学校は基本、優秀であれば10歳であっても卒業が出来、進級は成績から影響される。
要するに月季(颯良もだが学校には行ってない)は普通に私と同い年なのだ。
だから、学校に通い始めたのだが....
「あんたの執事、ホントにモテるわねぇ」
「はあ...」
自由気ままに過ごしてる。