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お嬢様のお悩み
第1章 まさかの4人?
放課後。
香織はこのあと買い物があるとさっさと帰ってしまった。
私も今日は迎えが早いから、帰んなきゃ。
正門まで行くともうすでにヒロさんが立っていた。
その横には見覚えのない男の人が1人。
「え?...」
「お疲れ様です、お嬢様」
チラっと視線を横にやると、
「お初にお目にかかります。」
と丁寧に挨拶をしてきた。
思わずびっくりしてお辞儀する。
「ひ、ヒロさんこの人は?」
「新しく入った執事でございますよ」
し、執事か...それも新しく?
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