• テキストサイズ

お嬢様のお悩み

第1章 まさかの4人?



「では、3時ごろにお迎えに上がりますゆえ」

「ヒロさん、今日はなんだか急いでるみたいね。別にいいけど。行ってきまーす」

「行ってらっしゃいませ、お嬢様」

分かってるさ。
今日は特別忙しい日なのぐらい。

私が通う有名私立学校には執事学校が併設されている。
そこの卒業生は私達のようなお嬢様、御曹司などの家に何人かずつ仕える。

その執事たちが来る日が今日なのぐらい、分かってるさ!!
なにさ。ちょっとぐらい丁寧に扱ってくれたって良いじゃない。

ヒロさんには、やっぱり執事が大切なんだ...

「はあ。」

「光琉!!!ため息吐いてどーしたの?」
/ 117ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp