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お嬢様のお悩み

第1章 まさかの4人?



「颯良、月李。立場をわきまえろ」

「うぇ」
「優等生くんだぜ」

「2人が失礼な行動を取り、申し訳ございません。私は市条優と申します」

ニコッと爽やかに微笑む。
ああ、癒される....じゃなくて!

「よろしくおねがいします」

「どちらへか行かれる途中でしたか?」

「あ、うん。ちょっとね」

そうだ。
夏実姉さまに会いに行く途中だった!!

「急ぐからごめんね!」

その場を切り上げ、急いで衣装室へと向かう。
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