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【黒子のバスケ】伝える。聴こえる。
第13章 話す
1学期が終わって、夏休み。
それぞれが、自分の課題を見つけて歩きはじめた。
私も《何か》と思うが答えが出ない。
マッサージ、テーピング、スカウティングの仕方…
リコやお兄ちゃんに教えてもらいながら一通りは覚えたが、まだ足りない。
《取り残されて行く》そんな気がして焦っていた。
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