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【黒子のバスケ】伝える。聴こえる。

第65章 掴む


黒子だけの眼。
仲間の未来が見える眼。


火神のゾーンと、その黒子の眼を使って、光と影の二人が赤司くんを止めた。



「決めろーっ!火神ー!」

皆の思いを背負って、赤司くんのブロックの上からボールをゴールに叩きつける。



強固な絆。
深い信頼。


彼等らしいプレーに胸が熱くなる。



もう、あとワンゴール差だ。
洛山の背中が見えてきた。


(凄い。凄いよ)


泣くのは早い。

そう思っても、目には涙が滲んだ。


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