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【黒子のバスケ】伝える。聴こえる。

第63章 挑む


「試合に先立ちまして、両チームの紹介をいたします」

そう、アナウンスが流れて、皆が呼ばれて行く。


コートに出ていくひとりひとりをベンチの後ろから見送った。


「これより、ウィンターカップファイナル。誠凛高校対洛山高校の試合をはじめます」


いよいよだ。
決勝戦だ。
これに勝ったら日本一だ。


下を向いて「ふぅー」と一つ、大きく息を吐くと、再びコートに目線を戻した。



「「「よろしくお願いします」」」


(皆、頑張って。怪我しないでね)

いつものように、皆の背中に思いを込めた。

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