• テキストサイズ

【黒子のバスケ】伝える。聴こえる。

第6章 見学


放課後、木吉に連れられて体育館に来た。

「あー!陽向きたー!」
叫ぶコガの後ろで水戸部がニコリと笑った。

「うるせーよ、ダァホ」
日向くんがコガをはたく。

伊月くんも、土田も「ようこそ」なんて迎えてくれた。



「来てくれてありがとう。よろしくね陽向さん」
リコちゃんがそう言うので、

「よろしくお願いします」と頭を下げる。

大げさかもしれないけれど、意を決して

「苗字じゃなくて名前で呼んでくれると嬉しい」

そう伝えれば、

「もちろん‼私もリコって呼んで」と返ってきた。


なんか、少し、

ううん。かなり嬉しい。

/ 402ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp