• テキストサイズ

【黒子のバスケ】伝える。聴こえる。

第51章 受ける


「I miss you so much!」


目の前の光景に固まった。

挨拶だ。挨拶…。

そう思っても、
私には、ちょっと…刺激が強い。

アレックスと自己紹介した綺麗なお姉さんは火神のお師匠さんらしい…。

とりあえず服を着てもらって、皆が話を聞こうと座り込む。


途中から流暢な日本語で話しはじめた彼女の隣に自然な流れでリコが座った。


「カントク…あんま、その人に近づくと…」


火神のその言葉は一足遅くて、目の前には先程と同じ様な光景が…。


「誰彼構わず、そうゆう事するなよ‼」

「女、子どもだけだ‼」




言い合う師弟のやりとりを横に凛が私の腕を引く。


見上げれは、フルフルと首を振っていた。


たぶん、『近づくな』と言っている。


「わかったよ」


凛の服の裾をぎゅっと掴むと、納得したように腕を離して微笑んだ。

/ 402ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp