• テキストサイズ

【黒子のバスケ】伝える。聴こえる。

第51章 受ける


「お疲れ様」

ロッカー室で眠る皆に声を掛けて、リコと顔を見合わせた。


「…勝ったね」

「一回戦、突破ね」


このままでは皆の身体が冷えてしまう。

何か、掛けてあげられるものは無いかと辺りを見回すけど残念ながら見つからない。


「風邪…引かないかな?」

「そうね。でも、もうちょっとだけ」


そう言って、ロッカールームを出る。



「帰り支度まだなんですか?」
と一年生3人がやって来たので、


「早く帰りたいんだけどね…」と説明すればそれぞれの顔が綻んだ。


(本当に皆、お疲れ様…)

/ 402ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp