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【黒子のバスケ】伝える。聴こえる。

第50章 始まる


「開会式終わっちゃいましたけど‼」

リコはご立腹だ。


温泉から一ヶ月半、WCが始まった。

皆、今日からの為に必死に練習してきた。
それぞれが自分の武器を身につけて今日を迎えた。


火神はわざわざアメリカへ出向き師匠に会いに行ったらしい。



その火神が帰って来ないのだ。


「時差の事、忘れてたみたいで…」

福田が説明している。


怒るリコを宥めていると、「会場が広い」とか、「見たことある強豪校ばかり」という、降旗や河原の声が聞こえた。


気持ちはわかる。
私も気後れしている…。

「ダァホ」と日向が一年生達を正すのと同時に「碧もよ。しゃんとしなさい」とリコに喝を入れられた。



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