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【黒子のバスケ】伝える。聴こえる。
第22章 圧される
「今の彼氏ー?」
エントランスからお兄ちゃんの声がして振り向く。
裕ちゃんも一緒だった。
「裕ちゃん!久しぶり。清志くんは?」
お兄ちゃんの質問を聞き流して裕ちゃんに問いかけると、
「俺と兄貴をセットにするな」とデコピンをくらう。
「痛い!」
私が抗議をする後ろで、
「無視すんなよー」とお兄ちゃんが言った。
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