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不眠症。

第3章 ネコとフクロウ。




木兎さんと黒尾さんが体育館から出て行って、俺と冬華さん二人だけになった。
冬華さんは木兎さんが打ち散らかしたボールを片付けている。
俺も手伝わなくちゃ。


「俺も手伝います」


『ありがとう』


冬華さんは少しだけ笑って俺の方を見る。
俺はあまり孤爪の笑った顔を見たことがないけど笑ったらきっとさっきの冬華さんように笑うんだなと想像してしまった。
もしかしたら俺と同じことを思う人もいるかもしれないから孤爪は今まで通りにいてくれ。


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