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強く・・・強く

第3章 強×弱





映画を見て、一緒に号泣



渋谷「あかんなぁーむっちゃ感動したわ」


『ほんまに!!ヤバい!!』


渋谷「お前化粧ヤバいで」


『もう!!見んといて!!』


渋谷「写メ撮ろー」


『あかんって!!』




スマホ片手にあたしの隣に来て


ほっぺにチューしながらカシャって・・・



渋谷「ほら」


『もう!!恥ずかしいし!!』


渋谷「お前にも送っとくわ」


『恥ずかしいって!!』


渋谷「よし。・・・え?え?え?」


『ん?あーーーー!!これなんでみんなのやつに送ってんの?』


渋谷「え?知らん」


『絶対わざとやろ?』


渋谷「んなことせんと思う」


『はぁ・・・もう!!』



あたしから、ほっぺにチューしてみた



渋谷「うわぁ!!もう反則やて」


『写真撮ってへんからいいやんか』


渋谷「ほんま・・・パンツの中手突っ込むで」


『公衆の面前で何する気??』


渋谷「するかー。ここでは。」


『ここではって・・・あ、すばるお腹空いた。ご飯行こう』



自然とすばると繋ぐ手



すばるが隣にいてくれるだけで、ちょっと強くなれた気がする



ちょっと遅めのお昼ご飯を食べた




渋谷「どーする?15時か・・・」


『学校終わったかな?』


渋谷「なんや、ヤスに会いたいんか?」


『そろそろ・・・』


渋谷「えーーー!!もう何なーん!!」


『ウソやって。あ・・・』



着信・・・章ちゃん



渋谷「ほら!!なんやねんお前ら」


『もしもーし。』


安田「ちゃん。良かったなぁー」


『うん。章ちゃん大好きっ!!』


渋谷「あほっ!!代われ!!ヤス!!お前・・・」


安田「あ、渋やん。良かったやん」


渋谷「え?今、好きって言うてたやん」


安田「あはははーーーちゃうちゃう!!ま、俺もちゃん好きやけどなぁー(笑)」


渋谷「ほら!!あかんで!!近づいたら!!」


安田「今どこー?映画館とこ?」


渋谷「おん。今からどーしよかなーって」


安田「じゃー村上くんち来てー。じゃーばいばい」


渋谷「え?え?え?」


安田「ばいばーい」





渋谷「ヒナんち行けやって」


『うん。別にいいけど・・・』




言われた通り、村上くんちに行った
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