第2章 戦い…
制服が乾いたので、2時間目から教室に戻るために
1時間目の終了のチャイムと共に保健室を出た
保健室を出て階段を上り、3階まで上った
「おい!!」
顔を上げたら、アユミとリカとエリカが居た
アユミ「何なん?お前。何様のつもり?」
『え?』
リカ「トイレで死ねば良かったのに。今度は、残飯でもかけたろか?」
エリカ「ええなぁ!!絶対誰も近づかんでな!!」
アユミ「ほんま、死ねばいいのに・・・・ちょっと来い」
あたしは、腕を掴まれて屋上の階段に連れて行かれた
リカ「ちょっ・・・そこまで・・・」
アユミ「コイツが生きてることがイヤ」
バンッ!!!!
屋上の扉が勢いよく開いた
すばる「お前らやられたいんか!!」
「「「・・・・・」」」
すばる「手出したら殺すからな!!」
アユミ「なんで?なんでコイツなん?」
すばる「はぁ?」
アユミ「こんなヤツ。可愛くもないし・・・キモいし・・・」
すばる「お前らには、関係ない。。行くで。」
あたしは、すばるに手を繋がれ屋上を出た
すばる「良かった・・・」
すばるに抱きしめられた
『うん・・・』
すばる「俺が守る・・・」
『ありがとう・・・』
横山「あ!!居てた!!あ・・・」
慌ててすばるは、あたしから離れた
横山「何してたん?今・・・」
すばる「なんもしてへん。」
横山「ふーん・・・」
村上「俺が・・・守る・・・ええなぁー。笑」
すばる「おまっ・・・何を・・・」
大倉「ちゃん大丈夫?」
『うん。ありがとう上着。クリーニングして・・・』
大倉「いいよーいいよー。そのままで」
すばる「ちょー大倉。その・・・」
大倉「んー??」
すばる「あーーーーもう!!!戻るでーーー」
みんな笑いながら教室に歩いて行った
すばるは、「もうー・・・台無しやん・・・」と
嘆いてた
あたしは、不思議とすばるの手を繋ぎ
『すばる・・・行こ』
そう声をかけてた
すばるは、「えぇ!!??」とビックリしながらも
教室まで行ってくれた