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強く・・・強く

第1章 start・・・





あたしは、あえて家から遠い高校に通うことに決めた



お母さんもお父さんも、そんな遠いとこ・・・


って、言うけど


あたしは、そこにするって言いきって決めた




進路指導の先生に、うちの中学から誰も行かんとこに行く
って、言うてここに決めた




眼鏡からコンタクトにして、髪も染めた

スカートも膝上




今日から、生まれ変わることにした




両親は、「あ・・・」


って、目が点になってた



あたしは、「いってきます」


とだけ言い、学校に向かった




慣れへん電車に乗って、学校近くの駅で降りる


学校に向かって歩いてた





いきなり後ろから押されてこけそうになった




『わっ!!!』


後ろを向いたら、口元に黒子のある男の子が


「あっ。ごめんっ。ケガとかない?」


その後ろに居た男の子たちが


「気ぃつけやー」


「お前、前見てなさ過ぎやろ」


「ケガさせたらどうすん?」


次々とあたしにぶつかった男の子が責められてる



『ケガもしてへんし、大丈夫です』


「ほんま、ごめんな」


『いえ。ほんま気にせんといて下さい』


そう軽くにこやかにしたら


向うの人らも一部の人を覗き

にこやかに先に行った





はぁ・・・


ビックリした





中学では、後ろから押されりするのは、慣れっ子やけど


まさか!?って思ってしまった






ドキドキしながら、教室に向かった






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