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忘れられない【気象系】

第1章 ハジマリ


Sside





雅紀の病室の前に立つ。
俺は扉の横にあった消毒液を手に塗った。
やけに冷たく感じた。




俺は深呼吸をし、扉を開けて一歩足を進めた。





白いベッドの上にいる雅紀は、たくさんの点滴、酸素マスク。
正直、見苦しい姿だった。



翔「雅紀………」



声をかけても、返事は返ってこない。
そりゃ雅紀の姿を見れば分かるけど、声をかけずにはいられなかった。
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