第14章 電報一本駆けつけます
「おー。終わったぞー。今換気してるから、しばらくしたら家に帰るように。谷垣は寝ている。そっとしておいてやってくれ。じゃぁな。」
キサラリを手に持って待っていたオソマに、一度だけやってやり、マカナックルからフチが預かっていた少々の金を貰って、すぐに山を降り腹ごしらえに店に入る。
と、まぁ。
仕事の後は腹が減る。
「飯、うまっー!ヒンナー!」
「兄ちゃん。今日はちゃんと金あるんだろうな。」
「あるから飲んでるんだっつの!あっはー!」
こういう日もある。
(あー。ク・セマシテク!)