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【イケメン王宮】小さな恋の物語
第1章 憧れの騎士様
あれは…そう…プリンセスお披露目の為の列で、私はその人の姿を見たの。
颯爽とした姿勢と、キッと張り巡らせている紅い瞳…
みんなが騎士様と呼んでいたから、騎士様なんだってわかった。
私にとっては、とってもとっても遠い人だけど…
私の心はあの騎士様に奪われてしまったみたい。
それは…ひそかに想うだけの小さな恋。
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