第9章 其々の戦い
日向side
旭さんは今日も部活に来なかった。
俺はエースになりたい。それは今もこの先も変わらないけど、先輩達の中でエースは旭さんだけって感じがする。
あんなにパワーがありそうな体格してて、先輩達からエースって言われて、俺はただただ羨ましい。
モヤモヤとした気持ちのままでも、部活は進んでいく。
休憩時間。西谷先輩とレシーブの特訓をしていると、武田先生が顔を出した。
武「やぁ!」
全「「ちあーす!」」
武「早速だけど君たち。今年も勿論やるよね?ゴールデンウィーク合宿!」
合宿?!俺初めてだ!!
澤「はい!まだまだ練習が足りませんから。」
武「ふふふ、そこでねぇ…合宿最終日、練習試合組めました!!」
日「試合?!」
田「武ちゃん頼もしい!!」
澤「相手は誰ですか?」
武「ふふふ。相手は、東京の古豪"音駒高校"!」
(猫?)