第1章 はじまり
黎side
貴「…え?マ、マネージャーですか?」
急な誘いに驚いて聞き返すと、先輩は少し慌てて弁解する。
?「あ、いや、その。丁度、今、新しいマネージャーを探してて。それに、側に話し出来る奴が居れば、クラスで話したりするの我慢出来るかと思ってさ。迷惑だったかな。」
すまない、と謝ってくれる先輩。
確かにいきなりで驚いたけど、私の事を思って言ってくれたんだと凄く伝わってきた。初めて会ったばかりなのに、この人は信用出来る気がした。
貴「あ、あの、もしご迷惑でなければ、お言葉に甘えてもよろしいでしょうか。」
?「え?」
貴「…マネージャーとして、
仮入部。
お願いします。」