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好きだ。-烏達の恋-

第4章 3対3


月島side


(なんでまだ、懲りもせず続けてるのさ…)


イライラが収まらない。試合中に始めた、変人速攻。目を瞑って飛んで、魚みたいに網で釣られたり、顔面にボールが当たったり、空振りしたり。そんなにやったら、もう潔く諦めればいいのに。


(凄く…むかつく。)


真っ直ぐ純粋。
目を輝かせて、上しか見ず、満足するまでひたすら飛ぶ。


(ほんと、脳ミソ筋肉の馬鹿コンビ。)


ほっとけばいい。見なければいい。でも、目が行く。


(……羨ましい…わけないじゃん。)
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