第3章 同級生
黎side
部活も終わり、私は日向君達に渡したボトルを取りに、練習場所に向かう。
途中から2人以外の声も聞こえてきた。他にも人がいて、何か話をしているようだ。
影「てめえ!」
山「つ、つっきー!!」
(え?つっきー…てことは!)
嫌な予感がして私は練習場所に急ぐ。
そこで、見たのは
凄い形相で襟を掴む影山君と
飄々とした顔で襟を捕まれてる月島君
そして呆然としている日向君と山口君。
私はこれ以上揉め事が大きくならないように慌てて止めに入る。
貴「二人とも、やめてぇ!!」
影「!!風間?!」
月「…なんでいんの?」
私が泣きそうな顔をしてるのは自分でも分かる。
貴「お願い。」
先輩達は
みんなを信じてるの
だから
問題起こして
裏切らないで…