第5章 再会
『…………………………』
なんで?アメリカに居るはずなのになんで?
父「ん?なんでって顔してるなあ〜そりゃ………youを殺しに来たんだよ?」
ガチャ
『……………………!?』
さっきまで仲間だった人も私の仲間と戦っていた人も全員が私に銃を向けている。六つ子だけが黙って見ている
どういうこと?
仲「お、お許し下さい神無様……僕の家族が………」
あぁ、そういう事か…私なんて家族じゃないってことだよね?
でもパパ…何であなたが…
父「まだ気づかないのかな?その髪その目…どう考えたって日本人じゃないか(笑)」
『!?』
うすうすは分かってたけど言われるとこたえるね…
父「うーん。焦るよねー再婚した女に娘がいるなんて〜」
あぁ、やっぱりそういう事か……わたしには家族なんていなかったんだ…唯一の家族のママも私が………
父「あ、もしかして自分がマミー殺したと思ってる?あれ殺したの私だよ私」
『!?』
え?
父「あの時キミの目の前で殺したらキミ気を失っちゃってさー記憶をちょーっと医者の友人に頼んでいじったの♪」
そんな……
サタン「!!」
…………サタン?あぁ、逃げないとだよね。でも足に力が入らないよ無理だ…
ぺた
座り込み覚悟を決める
お面してて良かったー泣き顔だけは見せたくないもんね
父「さてさておしゃべりは終わりー松野ファミリーもこれだけの人数ならペシャンコ♪まずはバイバイ私の可愛い子供♪」
バンッ
バイバイ
私の人生
ワルサーの銃声を聞き私は意識を手放した