第5章 再会
~スタバァ~
友「ね!!!すっごく美味しいでしょ?!」
『っ!ほんとだメロン味ありだね!!』
甘党の私。この新作はハマってしまう!
このまま普通の女子高生がいいなぁー
そんな期待はすぐに裏切られる。
♪~
私の携帯が鳴る
……今日休みでしょ……はぁ
『……あ、ちょっとごめんね!!急用が入って…』
友達「いいよー全然!また明日ねー!」
ああ、なんていい友達なんだ…
お会計を済ますためレジに行くと…
え、アレって…悪魔!?
ト「……っ!!?」
店員さんも驚いている
サタン「……サキュバス。」
サキュバス「あら!サタンじゃなーい♥」
え、しかも知り合いなの?
ト「…お、お会計560円です。」
『あ、は、はい!』
駄目駄目!!普通の人には見えないんだから、お会計お会計!!
~♪携帯が鳴る。
しかし私のものでは無い。
ト「あ、すみません!!」
『ぜ、全然大丈夫です!』
店員さんのか……
ト「…ありがとうございました」
店を出て走る。とにかく全力でマンションに向かって走る。
メールが本当なら多くの仲間が死んでしまう!!まさか日本No.1の神無ファミリーがNo.2の松野ファミリーに襲われるなんて。
私が走っているちょうどその頃、ニット帽を被った少年も自宅をめざして走っていった。メロンの匂いを少し付けながら。
~同時刻~
松野家。
チ「……は?」
お「どーしたーチョロ松ーエロ本無くしたー?」
チ「んなわけあるか!!おかしいんだ!」
カ「何がだ?」
チ「……神無ファミリーが乱闘だって…」
一「日本No.1のファミリーが?」
十「…どことー?!!」
チ「…それが……松野ファミリーと…」
全「「……は?」」
カ「フッ。何を言っているんだbrother。俺達はここにいるではないか。」
十「変だよー!トッティはスタバァだし!」
一「…それってさぁ」
お「どっかの組みが俺達の名前を名乗ってる………チョロ松ートッティに連絡してー」
チ「もうしたよ!僕らも準備するよ!」
一「……りょーかい」
十「アイアイサー!!!」
お「喜べ悪魔諸君!!食事の時間だ!!」
悪魔「「やった(ペロり」」