第2章 ここは魔法の国のロキーラ国
ユナ「で、僕たちはロキーラ国にまだ入国していないから、入国しよう。」
真如「あ、うん。」
あたしはユナについて行こうとして、立ち上がった瞬間――
ドンッ!!
真如「え?」
ものすごい音がして、あたしの体が一瞬宙に浮いた。びっくりして後ろを向くと、
『ガゥォォォォォォー!』
真如「ガ…ガォォォォ!!?」
ユナ「うわぁああああああああー!!ド、ドラゴンだあー!!(焦)」
そこには、おとぎ話にでてくるような、真っ赤なドラゴンがいた。火を吹きながらこっちに向かって来た。
真如「うわぁー!!本物のドラゴンだあー!!すごーい!」
ユナ「な、何いってるの!?そんなこと言ってないで早く逃げるよ!僕たち丸焦げになっちゃうよ!!!!」
真如「う~ん…それは嫌だから、うん!逃げる!!」
あたしはユナを抱えて走った。その時金色の光があたしたちを包んだ―――