第2章 ここは魔法の国のロキーラ国
『ん、なんかふわふわしてる・・・。あたし浮いてる?あたしのまわり、薄いクリーム色だぁ。なんか眠い。でも、懐かしい感じ・・・…。』
?「・・・きて、おきて。」
真如「ん・・・あれ?ここは?」
あたしはさっきまで、学校の前にいたのに、吸い込まれた光から目を開けたら、
真如「すごい……王国だ…」
あたしは柔らかい草花の上に座ったまま、目の前に広がる王国をみた。
王国の中心部には大きい城が建っている。でも、その城はおとぎ話にでてくるシンデレラのような城ではなく、砂漠化したところにあるような上の部分がまるい城だ。でも、すごく色が華やかだった。
そのまわりには家や店がたくさんあった。
真如「すごい…あたし、本当に魔法の国に来たんだ…」
?「そうだよ。あそこの王国は、魔法を使う人が多い、『ロキーラ』って言うんだ。」
真如「ロキーラ…。」
と呟いて薄いピンク色の光を光の方へ、目線をむけると、そこには、青い目と赤い目をして、首に金色のカギをつけた、黒猫しかいなかった。
真如「あれ?さっきまでここに、わたあめみたいな光が浮いてたのに。」
ユナ「それが僕だよ。僕の名前はユナ。よろしく。」
真如「わぁー黒猫だったんだ。そういえば、あたしまだ名前いってなかったね。あたし真如。よろしく♪」
ユナ「よろしく♪」