第1章 吸い込まれた光
真如「うわぁーん!!遅刻する!」
?「あ、真如。おはよっ。」
真如「はぁ…おはよっ・・・名月(めい)
随分余裕ですね・・・。」
名月「まぁね。でも、真如よりは余裕
じゃないかも。じゃぁね♪」
真如「あ、うん。」
名月はあたしの友達♪でもクラスが離れ
ちゃって、名月は5組、あたしは2組。
さっきの名月が暗かったのは5組だから。
名月がいる5組は、誰も行きたくない
問題児クラス。問題児が沢山集まってい
る、最悪最低クラス。毎週の暴れっぷり
に先生たちも手をやいている。
真如「名月…。」
あたしはなにをすることもできない。
名月を助けたいのに…。
真如「あたし弱すぎ…。」
いつも思う。
『あたしなにもできないんだ。』