第4章 兄弟
藤原はそれだけいうと席についた
「あれ‥」
いつもなら足を触ってくるが今日は触ってこなかった
休み時間になるとすぐに藤原は教室を出て行った
「加藤さん!一緒にご飯食べよ?」
「ごめん八神くん!!今日は無理」
「え?あ‥待ってよ」
里奈は藤原を探しに行った
屋上に向かうと藤原がいた
藤原は里奈に気づくとすぐにその場をさろうとした
「待って‥」
里奈は藤原の腕を掴んだ
「どうして私を避けるの?私何かした?」
だが藤原は何も答えず里奈の腕を振りほどき行ってしまった
「加藤さん?」
「八神くん‥」
「こんなところでどうしたの?お昼休み終わっちゃうよ?」
「あ‥うん‥そうだね」