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プリンスオブストライド〜血の繋がった兄弟〜

第2章 西星学園


「藤原くんファイト!!」

勝ったのは諏訪

「10秒差か‥」

志倉は唇をかみしめた

「藤原お疲れ」

八神はドリンクを渡した

藤原は里奈の所へ向かった

「すまない加藤」

「私なら大丈夫だから!気にしないで」

「歩くん?」

門脇はため息をついていた

「門脇‥今のじゃ試合では勝てないそれに‥」

「わかってる‥」

門脇はそれだけ言うと走ってどこかへ行ってしまった

「先輩!!」

里奈は追いかけようとしたが志倉が止めた

「門脇はあせると合図のタイミングがわからなくなる‥お前もわかったろ?タイミングがあわないとさっきみたいになる‥事故にもなりかねない」

「それじゃあ‥まるで門脇先輩が悪いみたいじゃないですか!!」
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