第3章 相葉雅紀の場合
「だけど離れてる間に
和くんは変わっちゃった。最初は
傷ついたし辛かった。でもそのうち、
このままじゃいけないなって。
もちろん和くんのことずっと好きだったから
その気持ちもあって、何度か会ってた。
でもね、その時にいつも浮かぶ顔があって…。
その、それがまーくんだったの。
自分でも最初は、なんでまーくんの顔が浮かぶのか
わからなかった。
でも、毎日のように来てくれてたまーくんが
フッと来なくなっちゃって寂しくて…。
私の中でこんなにもまーくんが
大きな存在になってたんだって知ったら、
会いたくなった。でも避けられちゃってて…。」
ちゃんが俺に?
会いたかった!?へっ!?
顔に出ちゃってたのか、ちゃんは笑ってた。
「迷惑なのは分かってる!
でも私は、まーくんが好きです。
気持ちに応えてくれなくていいから
今まで通り接して欲しいです。」
相葉「ちゃん…。」
こんなにも苦しめてたんだ。
相葉「俺もちゃんが好きです!」
「え!」
驚くよね!避けてたのに…。