第3章 相葉雅紀の場合
今は4月。季節は春。
メールで、進級出来たことは聞いたので
安心したけど体が心配だよ…。
あ、そうだ!何か作っていってあげるとか!?
何がいいかな!!
リーダーに相談…ダメダメ!
邪魔されちゃうしっ!
考えて考えて、結局
おにぎりと肉じゃがに決めた!
プルルルル
「はい!」
相葉「あ、よかったー!
今って家かな!?」
「うん!撮影終わって帰ってきた!」
相葉「今から行ってもいい!?
渡したいものがあってさ!」
「うーん、いいけど、
おもてなしできないよ?何も買ってないし…。」
よっしゃ!
相葉「実家だよね!?」
「いや、一人暮らしだよ!」
え…!
電車乗って来ちゃったよー!
ピンポーン
「はい。」
相葉「来たよー!」
「撮られたり、
付けられたりしなかった?」
相葉「うん!大丈夫!」
「りょうかい!」
オートロック付き!
エレベーターでかなり上の方まで上がると
指定された部屋番号が見えた。
チャイムを鳴らすと、
愛しいあの子が待っててくれた。