第3章 相葉雅紀の場合
ちょ、ちょ、どうすればいいの!?
えー!嬉しいけど!嬉しいけど!!
相葉「俺じゃダメ?
俺はちゃんにこんなに
辛い思いさせないよ?
前にも言ったけどさ。」
言えた。
「…ごめん。
今会って、改めて二宮くんが、
和くんが好きだなって再確認しちゃって。
こんなにも好きだと思わなかった…。
自分でもビックリ。」
最後の一言の後に、照れたように笑うちゃん。
俺が入る隙は、無いみたい。
でもね、それでもいいんだ。
君と一緒にいたいから。
それから毎日、時間見つけてはちゃんと
会った。
公園で少しだけだったり、
ニノがいない時を見計らって
シェアハウスに招待したり。
ニノ以外のみんなとはだんだんと
前みたいに笑えるようになってきた。
ある時、シェアハウスにて。
大野「あのさ、ちゃんご飯食べてる?」
その言葉を聞いて、
「食べてるよ!」
と答えるちゃん。
たしかにかなり痩せてる。
大野「その細さ、食べてないよね。
おいらたちはずーっと毎日
ちゃんと一緒にいたんだよ?
その体型の変化に気づかないと思う?
今は辛いかも知れない。でも、
食事はちゃんと摂らないと。
また一緒にパフォーマンスしたいし。」
「うん。ごめんね。」