第3章 相葉雅紀の場合
それから帰ってきたメンバーにもそれぞれ
今日の出来事を伝える。
二宮「…はー。やってらんねー。」
携帯を握りしめて、ニノが言った。
櫻井「寮のある学校。
意外と数あるから探すって訳にもいかないか。」
国内にはいるけど分からないよね。
あー、俺何やってたんだろ。
完全に油断してた。
今日からまた会えるって、
君の笑顔見たから安心しきってた。
大野「明日は新曲の初披露だから、
きっと見てくれるよ。頑張ろうよ。」
相葉「そう言ったって…!
でも、うん。頑張ろう。」
これしか俺たちには残されてない。
ちゃんにも考えがあるんだ。
俺はレッスン室にこもってひたすら振り確認をした。