第4章 二宮和也の場合
二宮「そのおにぎり、なに味だったっけ?」
「あー、梅干し!」
二宮「梅干し好きだねー。
相葉さんも好きだよね。笑」
「梅干し美味しいよ?」
「和くんのは何?」
二宮「これはツナマヨー。妥当でしょ。」
「ツナマヨも美味しいよね!」
インスタントの味噌汁をすする。
これも美味しい!
二宮「食った食ったー!ご馳走様!」
「食べるの早い。」
私も最後のおにぎりを口に頬張った。
「ご馳走様でした!」
ふぅー。お腹いっぱい胸いっぱい。
二宮「とこうして過ごせて
幸せです。」
微笑みながら和くんが言う。
「私も!撮影も楽しい!」
満面の笑みで言っちゃった。笑
ふいに和くんの手が伸びてくる。
反射的に下を向いてしまう…。
一瞬行き先を失った左手。でもまたすぐに
伸びてきて、私の髪を撫でる。