第4章 二宮和也の場合
曲がスタートすると、
なぜだかスポットライトが客席を照らした。
あれは…
マイクを持って衣装を身にまとったが
歌っていた。
これは夢?
でも歌は止まらない。
必死に歌詞を追う。いつもみたいに
余裕がない。
はステージへと足を進め、
俺たちとパフォーマンスしてる。
またいつか、一緒にパフォーマンスできたら…
と思っていたことが現実になった。
周りを見ると、みんなが笑顔だった。
すごいよお前…。
こんなにも俺たちを笑顔にしてくれる。
すごいよ。
「続いてはKinKi Kidsー!どうぞ!」
曲紹介をして、みんなではける。