第2章 イケナイ雰囲気
「俺は忘れ物したから。」
ぁあ、そういうことか。
イキナリ来るからビックリした。
それより早く着替えて帰ろ。
「お前、どんな着方してんだ?」
そう言われて見てみると、腕が変なところから
でてきてる。
「あ、本当だ。…あれ?抜けねぇ」
「おら、こっち来い直してやる。」
恥ずかしい。こんな歳にもなって、Tシャツ1枚
まともに着られないなんて…
「ありがとうございます…/////」
「お前、ほんとどんくさいな。」
そう言って俺の頭をクシャクシャに撫でた。
「っ///!?」
な、なんで俺ドキドキしてるんだ?
おかしい…
「おい?小森?」
い、今呼ばれた…?
あれ、俺何考えてるんだ?
我に返った。
「あ、はい?なんですか?あ、ありがとうございます。」
それは一瞬の出来事だった。
礼をして顔をあげると
「ふっ////…んんっ!?」
俺の唇はコイツに奪われた。
体が熱い。互いの熱が伝わってくる。
柔らかい唇同士が重なりあって。