第5章 お仕置きの時間
「っ…ふ。あっ/////」
キスだけで溶けてしまいそうだ。
頭がグルグルしてて気持ち悪い。
「っはあぁ…な、何するんだよっ!?」
「泣き止んだじゃん。」
あれ。本当だ…
「お前、ホントかわいいよな。」
「な、何言ってんだよ!キモい」
「あ?まぁ、これでも飲んどけ。」
「なんだよ?コレ?」
怪しげなビンに入った飲み物。
見るからにして怪しい。
成瀬さんがくれるから余計に警戒した。
「元気になる薬。」
「いらねぇよ。」
「いーから、飲めよ。こういうのは貰っとくもんなんだよ。」
チクショー。俺はこの人に弱みしか見せてない。
それがひどく腹が立つ。
仕方なくその怪しげな飲み物を飲んだ。
変な味。甘ったるくて薬っぽくって正直不味い。
「へぇー。飲んだんだ。」
「は?どーゆーことだよ?」
「仕事終わったらトイレに来いよ。待ってる。」
「は?なんでトイレなんだよ?」
意味がわからない。
なんか用があるなら今言えばいい。
どうしても後ならここでもいいはずなのに…
なんでわざわざトイレなんだよ?
わけわかんねぇ。
俺は飲んだことを凄く後悔した。