第14章 できることなら
カ「そーだな、焦らずとも子猫ちゃんは俺のそばにいるんだもんなァ」
「カジキお願いがあるんだけど」
カ「なんだ?」
「プールがあるなら水着ほしい。買いに行きたい」
カ「メニアが買ってきてくれる」
「自分で選びたいの。逃げたりはしないから」
カ「ったく、わかった。」
カジキは、立ち上がり私の手を引っ張り歩き始まる。
「ちょ、なにすんのよ」
カ「買いに行くんだろ」
「あ、うん…」
私はそのままカジキについて行くことにした。
ほんとにカジキは…悪いようにはしないの?
私とカジキは、町にある水着専門店へと来た。
「いらっしゃいませ〜」
どれにしようかな。
カ「好きなのを選べ、買ってやる」
「うん、ありがとう」
ちょっと、真剣に水着を選んでると
店の外で声が聞こえた。
「ルーシェー」
私のことを呼ぶ声が
大好きな仲間の……ナミの声が。