第13章 裏切り
~sideなし〜
ルーシェがいなくなってからの次の日の朝。
最初に目を覚ましたのは、ルフィ。
ル「あれ、なんで寝てたんだァ?おい!みんな起きろ!!」
その声に次々に目を覚ます一同。
ナ「あれ?なんで、眠って、、」
ウ「ルーシェがいねーぞ?!」
サ「……ルーシェちゃんなら、もういないみてぇだ」
ゾ「んだと?!」
サンジがそういった理由。
それは、置いてあった手紙。
封筒には、
親愛なる麦わらの一味様へ
と書いてあった。
サンジは、その字がルーシェの物だとすぐわかった。
ル「何が書いてあるんだ?!」
ナミは、サンジから手紙を受け取り読み上げる。
ナ「じゃあ、読むわね?……みんなへ 勝手にいなくなってごめんなさい。助けてくれた私の恩人でした。毎日が楽しくて、楽しくて、こんな毎日が続けばいいと思っていた。でも、そんなのはやっぱり無理で…仲間って言ってくれてありがとう。そして、ごめんなさい。眠り薬を盛ったのは私です、みなさんどうかお元気で ルーシェより …続きは個人個人に書いてある」
ナミは、手紙の読む声がだんだんと震えていった。
ロ「続きは私が読むわ…ルフィ、いつも落ち着きをくれてありがとう…必ず海賊王になってください。ナミ、たくさん話を聞いてくれてありがとう…ナミは可愛くて私の憧れでした…」
ルフィは、ぐっと涙を堪え…
ナミは涙を流している。