第10章 気づいた気持ち
みんな各自のベッドの上で向き合うように、
ルーシェは、サンちゃんを抱きしめ
ナミはうつ伏せに寝っ転がり
ロビンは座りながら紅茶を飲んでいた。
ナ「ルーシェそれって、サンジくんからもらったやつでしょ?」
「うん、そーだよ」
ロ「大切なのね」
「えっ?」
ロ「気づいてないかもしれないけど…あなた、寝てる時ねずっと抱きしめて、離さないのよ?」
ロビン、微笑ましそうに笑う。
「えっ、えええええ////」
恥ずかしそうに顔を赤らめるルーシェ。
ナ「サンジくんも、ルーシェのこと絶対気に入ってるわよ?そんな、ぬいぐるみプレゼントするなんて」
「そんなわけないよ〜!サンジ、私にだけ対応違うもん」
ロ「あら、それって特別扱いじゃない?」
「と、特別扱い?」
ナ「えぇ、サンジくん。女の子にはね、私達の時と同じように話すんだけどさ?ルーシェには、落ち着いてるし」
「でも、それはただ魅力がないだけじゃ…」
どうしても、自分に自信がもてなくネガティブ思考になってしまうルーシェだが2人の言ってる事は間違いではないと思う。
ロ「自信もっていいとおもうわよ?」
「う、うん…」
ナ「さーて、夜はこれからよ!!」
その後も、サンジとルーシェの話で盛り上がっていた。
ルーシェが照れていたのは言うまでもない。