第5章 ショッピング
店員A「お客様、かわいいです//」
店員B「お人形さんみたいです〜っ」
店員さんに褒められルーシェは、顔を真っ赤にして照れる。
ナ「この子照れやすいのよ~、かわいいでしょ〜?」
ナミはちょっと、鼻を高くして話す。
「ちょ、ちょっとナミ~っ//」
そして、なんやかんや…
いろんなお店をまわっていろんなものを買った。
ルーシェ以上にナミも買い物をしていて、
二人の手にはたくさんの紙袋。
ナ「重くない?大丈夫?」
「うんっ!大丈夫!たくさん、紙袋を持って歩くの夢だったんだ〜っ!」
ナ「じゃあ、そのへんのカフェでお茶にでもしようか?」
「うん!!」
ルーシェにとって、町での買い物…お茶は憧れだった。
オープンカフェになっていて、
ルーシェ達は外の道路に面してる方に座った。
ナ「すいませーん」
ウェイター「いらっしゃいませ//ご、ご注文は?」
ウェイターさんは、ナミとルーシェをみて顔を赤らめる。
ナ「じゃあ、この季節のフルーツのパンケーキセットを1つ!ルーシェは、どうする?」
「じゃあ、私もそれ!」
ウェ「お二つお待ちいたします」
なんとなーく、ルーシェは歩行者を見つめる。
(オシャレだな~……ん?アレはサンジ??)
ルーシェの目に止まったのは、
サンジ…と、サンジが持っている大きなプレゼントらしきもの。
(あんな大きなものどうするんだろ?)
ナ「どうかした?」
「あ、ううん!」
ルーシェは、気になったが触れず…
(まぁ、関係ないことだし)
なんとなく自分に言い聞かせ、
来たパンケーキを頬張る。
「おいしい〜」
ナ「ほんとねっ」
「でも…サンジが作ったお菓子の方が美味しいな…」
ボソッと声に出てしまった、ルーシェ。
ナ「確かにね」
ナミは、飛びっきりの笑顔でそう答える。
その笑顔にルーシェは、可愛いなって素直に思った。
ナ「ちょっと、トイレ行ってくるね」
「あ、うんっ」
ナミがトイレに行ってからすぐ、
ナンパ男A「お嬢ちゃんかわいいね」
ナンパ男B「俺達と遊ばない?」
「えっ?!」
ルーシェに声をかけるナンパ男達。
初めてのことに驚き戸惑いを隠せない。
(断りたいけど、どうしたらいいんだろ…ナミ、早く戻ってきて~)