第2章 カーズ(ジョジョ)
「何処に変質者が居るのだ?」
「カーズ…、萌はお前の事を言っているんだ」
「エ、エシディシ様…!」
直球で教えるエシディシをワムウがその言葉を慌ててすかさずフォローする。
「その…、カーズ様のスキンシップが萌様に非常に多いので馴れていない萌様には少し照れくさいのだと思います…」
丁寧にワムウが解説している中、意味不明な事をエシディシが口出しする。
「所謂、ツンデレだな!」
何を言って居るのでしょうか。
無言でエシディシの首を締め上げて居ると、やはりと言うのかワムウが仲裁に入る。
ワムウ…大変ですね……
同情しながらもエシディシの首を離さずにカーズと距離を置きながら話す。
「カーズ…、ツンデレが好き何ですか?」
「とても気色悪い御趣味ですね」
ツンデレと言うよりも…ツンツンに近いと思いますが…
「そんな趣味では無いぞ!」
「ただ純粋に萌に構われたいのだ!」
疲れてきたので、エシディシの首を掴みながら高速回転して床に投げ捨てました。
自業自得と言う物ですね。
「それが変質者です」
「あー、そうだ萌」
空気を読んで下さいよ。
自分に都合の良い話しか通さない耳を御持ちなんですか…